競馬の大穴により、荒れた過去のレース

大穴の予想

競馬の花形と言えばG1レース。世代最強の馬が一堂に会するレースで、限られた馬しか挑戦する事が出来ないものであり、多くのホースマンがG1で勝利する事を夢に日々鍛錬を積んでいます。

G1レースは過去の実績や実力が伴っている馬が多く出走している為、強い馬が順当に勝つ場面が多く、あまり大荒れするという印象はありません。

しかし、中にはとんでもない程に荒れたレースもあり、とんでもない大穴馬が上位3着に入ってくるという展開になる事もあるんです。この記事では特に競馬ファンが注目するG1レースの中から、大穴が来たことで荒れた過去のレースを紹介していきたいと思います。

大穴がきて荒れた有名レース

それでは早速ですがここからは、『まさかの大穴馬』がきて大荒れとなった有名なレースを紹介していきたいと思います。まさかこの馬が…という馬がくる事で大きく荒れるのが競馬です。その中でも特に有名な、大きなレースに絞って紹介していきます。

2018年の日本ダービー

荒れに荒れたレースとして有名なのが2018年の日本ダービーです。日本ダービーと言えば皐月賞、菊花賞と共に三冠競争を形成しているもので、競馬ファンにとっては大注目のレースです。1着賞金は2億円という高額で、有馬記念やジャパンカップに次ぐ第2位の賞金として有名です。

このレースで1着に輝いたのは5番人気のワグネリアン、2着は4番人気のエポカドーロ。この次点で5番人気と4番人気でそこそこのオッズは付きそうですが、3連単のオッズが跳ね上がった要因は3着に16番人気のコズミックフォースが入賞した点です。

3連複が約52万円。3連単が約280万円馬券という結果であり、G1史上7番目の高額配当決着になりました。平成最後のダービー馬に輝いたのはワグネリアンで、人気を集めていたブラストワンピースが5着、ダノンプレミアムが6着、ステルヴィオも負けるといった結果になったので、オッズの高い決着になりました。

2019年の高松宮記念

2019年の高松宮記念も大荒れの展開となった有名レースです。1着に輝いたのがミスターメロディの3番人気、セイウンコウセイが12番人気で2着に入り、3着に入ったのが何と17番人気のショウナンアンセムという結果になりました。

3連複の結果は87万円で、3連単で約450万円という結果になっており、これはG1レース史上第5位という高額配当でした。

レースは前半33秒2─後半34秒1。例年通りの前傾ラップで始まります。3着ショウナンアンセムは17番人気であり、更にG1は初出走で重賞未勝利ながら見事な走りで大荒れの大穴馬となりました。レースは後方からだったものの、内をロスなく進み、直線に向いたところでは勝ち馬の後につけるという理想的な展開でレースを進めていきました。

2012年の阪神ジュベナイルフィリーズ

2012年12月9日に開催された阪神ジュベナイルフィリーズも大荒れの展開となったG1レースとして知られています。1着になったのは5番人気のローブティサージュで、2着になったのは15番人気のクロフネサプライズ、3着に輝いたのは10番人気のレッドセシリアという大荒れの展開に。

結果的に3連複は49万円で、3連単は300万円馬券という結果になりました。

前半ペースが速まって後半に時計が掛かったのは向こう正面が追い風で最後の直線が不利になった為。このレースは前半かなりのハイペースから始まり、後半も一気に脚を使い切るという展開になった為に、高い持久力と持続力が必要となるレースになりました。内よりの馬に向いた展開になった為、このような大荒れのレースになったと予想されています。

ラップで見ても前半がかなり早く、道中は一旦落ち着いたものの極端には緩んでいない展開であり、直線で更に早いスピードになった為に、脚質的には極端に引っ張られたことで差し馬の脚が残らずに結果的に内先行が有利なレース展開になったというケースです。

負けた馬の中には外を回してきた有力馬のアユサンなどもいて、コース取りに逆境の立場から巻き返しができずに敗戦という形になり、外を回した馬に関しては厳しい戦いになりました。

2009年のNHKマイルカップ

2009年に開催されたNHKマイルカップも大荒れ展開になった競馬レースとして高い注目を集めたものです。ジョーカプチーノが10番人気ながら見事1着に輝きゴールイン、2着に輝いたレッドスパーダが5番人気で、3着に入ったのが13番人気のグランプリエンゼルという結果に。

3連複で約31万馬券となり、3連単の馬券は230万馬券という超高額配当となったレースです。注目すべきは10番人気のジョーカプチーノが1着に輝いたという点です。G1レースで二桁人気の馬が1着になるのは並大抵ではなく、ほとんどが一桁人気の馬が勝利する事を考えれば、これは異例中の異例の大穴馬がきた万馬券であると言えるでしょう。

2007年のヴィクトリアマイル

2007年のヴィクトリアマイルは1着が12番人気のコイウタで、2着はアサヒライジングで9番人気、デアリングハートは8番人気の3着という結果の大荒れレースとなりました。上記で紹介したレースと同様に、G1で2桁人気の馬が勝つ事自体が異例中の異例であり、コイウタは単勝オッズ60倍台の12番人気とほとんど期待されていない馬であると言っても過言ではない馬でした。

更にこの後のレースも9着、11着、8着、14着、10着で引退と考えると、このレースだけこの馬の本気を見せてくれたといっても過言ではありません。

2006年に開催されたヴィクトリアマイルは2007年で第2回目という歴史の浅いG1ではあるものの、牝馬の短距離馬にはなかなかG1を取るチャンスがなかった為に、このレースを機会に高い注目を集めるレースになったといっても過言ではありません。

需要が高いという事は良い馬が集まるという事です。好メンバーによって構成された一線の勝者はまさかのコイウタという大穴馬がくるという波乱。内が荒れるコースであり、各馬共に外を回そうと4角から直線にかけて外にふれ、かなり馬群がグチャグチャになってしまうというレースの中、コイウタと松岡騎手は馬場のぎりぎり持つ内目に迷わず入ったことが勝利へと繋がる鍵となりました。

2着に入ったアサヒライジングはスローペースの逃げでレース終盤に緩んでしまったことが敗因であるとレース後に語っています。松岡騎手の積極的かつ大胆な戦法が、まさかの大穴馬券が誕生した理由であると言えるでしょう。

まとめ

歴史に名を残すまさかの大穴馬が優勝したレースを5つ紹介してきましたがいかがでしたか?

まさかの大穴馬が勝つ事だけに注目されがちですが、その中には馬と騎手の綿密なまでの作戦があり、それがズバリと当てはまり勝利をものにしたと言っても過言ではありません。狙ってこの大穴を的中させるのは非常に困難ではありますけども、当てられないわけではありません。皆さんも日頃から穴馬を的中させようと努力していれば、いつの日か上記のようなレースでビタリと的中を狙える日がくるかもしれませんよ?

G1レースで大穴馬がくるレースは滅多に見る事が出来ませんが、上記のようなレースは今後も必ずきます。G1は荒れにくく、人気馬が順当にくるというイメージを持っている方も、たまには大穴狙いのレース予想をしてみるのもオススメです。

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