競馬の用語をチェック!大穴のそもそもの意味を深く解説

大穴の豆知識

競馬には、専門的な用語が多くあり、競馬サイトや競馬新聞でも当たり前のように使われていますが、競馬初心者の方には理解できないものも多くありますし、なぜこのような用語になったんだろう?と疑問に思うこともあると思います。

競馬の予想そのものに直結するような情報じゃないと思うかもしれませんが、用語の意味をしっかりと把握することは、今後競馬をしていくのであれば確実に知っておきたい知識だと思います。

そこで、この記事では、競馬の専門的な用語や大穴の意味について詳しくご紹介していきたいと思います。この言葉にはそんな意味があったのかと思うこともあると思うので、是非参考にしてみて下さいね。

競馬の用語をご紹介!

競馬に限らず公営ギャンブルでは、専門的な言葉多く使われており、何も知らない人からすると意味不明に感じてしまうかもしれませんね。

競馬を長年やっている人も改めて言葉の意味を確認することで、今まで以上に競馬が楽しくなると思うのでしっかりとチェックしていきましょう。

競走馬の予想を表示する時の用語

競馬のサイトや新聞を見ていると「◎」「〇」などで競走馬の予想をしていることが多くあると思います。パッと見ても分かりやすく人気馬を見つけられたり、その人の予想を知ることが出来ますよね。実は、この印には他にも用語で表すことが出来るので以下で詳しく紹介していきたいと思います。

・「◎」本命:1着になると予想されている競走馬は本命と呼ばれており、印では「◎」で表示されます。勝つ確率が高いことを意味しており、上位人気馬に付けられることが多くあります。

・「〇」対抗:本命馬よりは少し劣るものの、実力は高い競走馬は対抗と呼ばれており、印では「〇」で表示されます。本命に勝つ可能性も秘めており、軸に選択しても申し分ないという意味もあります。

・「▲」単穴:3番目に強いと予想されている競走馬は単穴と呼ばれており、印では「▲」で表示されます。意外とこの▲が多く集まった競走馬があっさりと勝つことも少なくありません。

・「△」連下:もしかしたら2,3着には入るかもしれないという競走馬は連下と呼ばれており、印では「△」で表示されます。軸にするには少し不安ですが、ヒモでは抑えておきたい競走馬に付けられることが多いです。

・「無印」穴:3着以内入ることも難しいだろうと予想されている競走馬は穴と呼ばれており、印は付けられません。特に単勝のオッズが30倍以上の競走馬は大穴とも呼ばれており、勝利した時には高配当に期待出来ます。

予想する時に使う用語

ここでは、独自の目線で予想をする時に使う用語を解説していきたいと思います。普段目にする言葉だけど意味が分かっていなかったというものもあるかもしれませんし、競馬サイト等を利用する時にも知っておくべき用語になります。

・上がり:レース終盤を指す言葉になります。スタート直後は「テン」、中盤を「なか」とも言います。競馬では上がりにどのような展開だったのかが重要になる為、多く使われています。

・ハロン:ハロンとは距離を表す言葉です。1ハロンで約200mとなっており、特に重要な上がり3ハロンのタイムは予想には欠かすことが出来ません。ちなみにハロンは和製英語で、本来は「furlong」と言う為、短縮で表示される時には頭文字を取って「F」で表示されており、3ハロンは3Fとなります。

・追い切り:追い切りは基本的にレースの2,3日前に行われる最後の調教の事を言います。レース当日に向けて競走馬を良い状態にする為、数日前に十分な調教で追い切るということで個のように呼ばれています。追い切りの情報は競走馬の状態を確認する為には重要な情報となります。

・脚質:競走馬の得意とする戦法の事を指し、「逃げ」「先行」「差し」「追い込み」の4段階があり、道中での位置を示す言葉です。脚質を知ることは予想には欠かすことが出来ないので、しっかりと全ての馬の脚質を確認するようにしましょう。

・ペース:レースが進む展開の速さを表す言葉になります。主に1000mを通過した時のタイムでペースが判断されており、1分を大幅に切るとハイペース、1分を超えるとスローペースと言われています。出走する競走馬の脚質によって判断することができ、逃げが多いとハイペース、差しが多いとスローペースになると言われています。

・斤量:競走馬が背負う負荷重量の事を指します。レースによっては斤量が一定だったり、ハンデが課せられた利します。牡馬と牝馬が一緒のレースに出走する時には牝馬の方が斤量が軽くなったり、能力が高い競走馬は斤量が増えたりします。斤量が1kg変わるだけで1馬身変わるとも言われています。

大穴の意味を詳しく紹介

ここからは、競馬用語の中でも予想をする時に全く印が付けられないような大穴の意味について詳しくご紹介していきたいと思います。

大穴って普通に使っているけど一体何故「穴」という言葉が使われているのか、疑問に思う方も少なくないと思うのでチェックしていきましょう。

穴馬の語源

本命、対抗、連下など予想をする時に使われていますが、中でも「穴馬」と呼ばれるようになったきっかけは何なのでしょうか。

様々な説がありますが、中でも信憑性が高いのが、穴は本来埋まっているべきものが欠けている状態のこと指し、穴は金銭的な損失を意味していると言われています。

つまり、馬券を購入する我々にとっての穴ではなく、運営側が大きく損をするという意味から穴馬と呼ばれるようになったそうです。

中でも、特に大きな穴をあけるような競走馬は大穴と呼ばれており、馬券に絡めば高配当になることが多くあります。

しかし、実際にはどれだけ高い配当が出たとしても運営側には全く影響はなく、同じように利益を出していますね。

また、「あなうめ」というのが語源になっているという説もあり「あんまり人気無いけど取り敢えず穴埋めに買っておこうかな」ということから穴馬になったと考えられています。

大穴の意味

上記でも解説しましたが、大穴とは勝つことが予想されていない競走馬の事を指します。馬券を購入した人が少ないことを意味するので、高配当になります。馬券に絡めば簡単に万馬券になる可能性も高く、特に三連単では驚きの配当が付くこともあります。

しかし、勝つことが予想されていないということは、それだけ不安材料が多いということであり、勝つ確率は非常に低くなります。

また、大体5~8番人気くらいの競走馬を「中穴」、9~12番人気くらいを「穴」、13~18番人気くらいを「大穴」と呼び、穴馬の中でもさらに支持されていないことを示しています。

競馬ファンの中には穴馬を常に狙う穴党と呼ばれる人が存在しており、低いオッズには目もくれず高いオッズばかりの馬券を購入し続けている人もいらっしゃいます。

的中率は高くないですが、その分当たった時の破壊力は凄まじく、大興奮間違いなしですね。また、100万円を超える払い戻し金には帯が付けられることから、帯が付いた払い戻しを手にすることを目標としている人も少なくありません。

まとめ

今回の記事では、競馬の専門的な用語や大穴の語源や意味についてご紹介させていただきました。

意外と用語の意味を把握していない場合も多く、知っていると予想に役立つこともあるので、しっかりと把握する必要があると思いますし、様々な用語を知っているだけで競馬が何倍も楽しくなると思います。

今回ご紹介した用語はほんの一部になるので、気になる方はJRAの公式HPなどでさらに詳しく調べてみて下さいね!