競馬の大穴レースで出た、最高額の配当はいくら?

過去の大穴レース

競馬には一攫千金の夢が詰まっています。

誰も予想しなかった大穴馬の勝利により、とんでもない金額の配当になったことも多く、見事的中出来れば1日で人生がガラリと変わる可能性もあります。

また、2011年の4月からインターネットでの投票のみですが、JRAが指定した5つのレースの1着を全て当てるというWIN5が登場し、さらにロマンが拡大しました。

WIN5の登場までは三連単が最も高配当に期待出来る馬券で、数千万円を超える的中も記録されていましたが、WIN5では億を超える配当も飛び出しており、日々根っからのギャンブラーが高配当を狙って予想を展開しています。

中には、過去に大穴の好走により荒れたレースでどれくらいの配当になったのか気になる方も多いと思います。

そこで、この記事では過去に開催されたレースの中でも、特に高配当になったレースについてご紹介していきたいと思います。今回は三連単とWIN5の2種類の馬券の最高払戻金をまとめていくので、気になる方は是非チェックしてみて下さいね!

三連単の過去最高払戻金ランキングTOP3

ここからは、過去の記録された三連単の高額配当ランキングをご紹介していきたいと思います。第1位は3000万円近い金額が記録されています。

2012年8月4日 新潟新馬戦

第1位となったのは2012年8月4日に新潟競馬場で開催された芝のメイクデビューです。

払戻金は衝撃の「29,832,950円」で約3000万円!順位と人気は以下のようになりました。

  1. 8番ミナレット:14番人気(単勝オッズ121.9倍)
  2. 6番ヘイハチピカチャン:12番人気(単勝オッズ64.0倍)
  3. 14番ファイヤーヒース:10番人気(単勝オッズ42.3倍)

単勝オッズ出121.9倍のミナレットと言う大穴の勝利となりましたね。新馬戦と言うこともあり、過去のデータなどを使うことが出来ず、血統や調教などから判断するしかないので、荒れやすいレースでもありますね。

真の競走馬の能力を見抜くことが出来れば的中させることが出来ると思いますが、予想はかなり高難易度になると思います。パドックや追い切りなどから判断する必要がありますが、しっかりと予想を組み立てることが出来れば3000万円をゲット出来るかもしれませんね。

2015年9月21日 中山2歳未勝利戦

第2位となったのは、2015年9月21日に中山競馬場で開催されたダートの2歳未勝利戦です。

払戻金は第1位には及ばないものの「27,929,360」を記録しており、順位と人気は以下のようになりました。

  1. 4番アリオンダンス:11番人気(単勝オッズ61.8倍)
  2. 14番ロッジポールパイン:9番人気(単勝オッズ42.2倍)
  3. 5番シゲルナガイワシ:15番人気(単勝オッズ330.4倍)

15頭立てのレースでしたが、最下位人気馬のシゲルナガイワシが3着に入ったことや、単勝オッズ61.8倍のアリオンダウンスが勝利したこともあり、高額な配当になりましたね。

新馬戦ではないにしろ、2歳未勝利戦となっており、こちらのレースもデータや予想に必要な情報が少なく、かなり難しい馬券になりました。

馬単でも19万円を超える払い戻しで、三連複でも270万円をこえる払い戻しを記録しています。単勝複勝以外すべてが倍率100倍を超え、ワイドでも万馬券になるという衝撃の結果でした。

2017年12月3日 中京3歳上500万以下

第3位は、2017年12月3日に中京競馬場で開催されたダートの3歳上500万以下です。

払戻金は「22,946,150」となっており、まだまだ2000万円を超える配当となっており、順位と人気は以下のようになります。

  1. 15番ディスカバー:15番人気(単勝オッズ450.1倍)
  2. 14番スズカフューラー:6番人気(単勝オッズ15.1倍)
  3. 11番メイショウナンプウ:14番人気(単勝オッズ233.8倍)

6番人気が絡んでいるものの、16頭中15番人気と14番人気が絡んだことで、大きく配当が跳ね上がっています。単勝で450倍くらいの競走馬が勝利することは本当に珍しいですね。上記の2つのレースでも勝利した競走馬は、もう少しオッズは低くなっていました。2着に入ったのが6番人気以下だったとしたら、最高払戻しを記録していてもおかしくないと思います。

WIN5の過去最高払戻金ランキングTOP3

ここからは、WIN5の過去最高払戻金ランキングをご紹介していきたいと思います。三連単でも十分な配当が記録されていますが、WIN5になると桁が変わってきます。こんな馬券を一度で良いから当ててみたいですね。

2019年2月24日

第1位は2019年2月24日に販売されたWIN5となっており、払戻金はなななななんと「471,809,030」です!もちろん的中票数は1票となっており、たった一人で全ての配当金を手にしたことになります。ちなみにWIN5は控除率が30%に設定されているので、実際に購入された金額はもっと多いですね。

レースと人気は以下のようになります。

  1. すみれステークス(L):サトノルークス2番人気
  2. ブラッドストーンS(3勝クラス):ブラックジョー15番人気
  3. 下関ステークス(3勝クラス):メイソンジュニア12番人気
  4. 阪急杯(G3):スマートオーディン11番人気
  5. 中山記念(G2):ウインブライト5番人気

2,3,4番目のレースの10倍台の人気馬の勝利が大きく影響していますね。実際4億円の配当を手にしたいと思いますが、流石にこの予想は出来ないと思わざるを得ないですね。

もし当てれるとしてもランダムで購入しないと不可能な気もしてきますが、毎週宝くじ感覚で購入するのもありかもしれませんね。恐らく1点だと的中するのは天文学的な数字になると思いますが…。

それにしても約4億7千万円は凄すぎますね。競馬の凄さと恐ろしさの両方を感じることが出来ると思います。

2020年2月2日

第2位は2020年2月2日に販売されたWIN5で、払戻金は「433,907,040」でもちろんこちらも的中票数は1票となっており、WIN5が購入された額での差になります。

レースと人気は以下のようになります。

  1. 飛鳥ステークス(3勝クラス):バイオスパーク9番人気
  2. 早春ステークス(3勝クラス):ボスジラ1番人気
  3. 周防灘特別(2勝クラス):ナーゲルリング14番人気
  4. シルクロードS(G3):アウィルアウェイ3番人気
  5. 根岸ステークス(G3):モズアスコット3番人気

1番人気や3番人気が絡んでいるものの、9番人気と14番人気が勝利しているのが大きく影響していますね。1位の結果を見ると流石に当てれない…と思ってしまいますが、この時の結果ならまだ可能性を感じることが出来ると思います。

1,3番目のレースは厚く買って、他のレースで絞って買っていれば的中させることも出来そうに思ってしまいますね。

その時に上手く1票だけに残れれば億を超える配当は間違いないと思うので、積極的に狙っていきたいですね。

2016年8月21日

第3位は2016年8月21日に販売されたWIN5で、払戻金は「420,127,890」でこちらの的中票数は1票になります。

レースと人気は以下のようになります。

  1. TV西日本北九州記念(GⅢ):バクシンテイオー8番人気
  2. NST賞(オープン):エイシンローリン6番人気
  3. 札幌記念(GⅡ):ネオリアリズム5番人気
  4. 3歳以上500万円以下:セフティーエムアイ15番人気
  5. 3歳以上500万円以下:グラミスキャッスル1番人気

最終レースでは1着が勝利していますが、他のレースでは穴馬が勝利を収めていますね。重賞もありましたが、その他のレースで荒れたことが影響していると思います。

荒れやすいレースが指定されている時には、荒れ予想で積極的に高配当を狙っていきたいですよね。億を超えなくても高い配当が魅力なのがWIN5です。一度でも当てることが出来れば、一気に回収率を上げることが出来るのではないでしょうか。

まとめ

今回は競馬の大穴により、荒れた過去のレースについてご紹介させていただきました。

WIN5は荒れそうな日を予測して購入すれば、思わぬ高配当を得ることが出来るかもしれませんが、簡単なことではないですね。

三連単のランキングを見ると、1~3位全てが平場のレースとなっており、予想が難しい分配当が高くなっているのだと思います。

三連単で高配当を狙いたい時には、重賞やメインレースだけではなく、平場レースにも目を向ける必要があると思います。