競馬で大穴を狙う!大穴の醍醐味と狙い方

大穴について

競馬は100円がたった数分で何百万円、何千万円にもなる可能性を秘めており、公営ギャンブルの中でも最もロマンがあると言っても過言ではありません。

競馬予想をしている人のほとんどが、大きな的中を夢見ており、1000倍を超えるようなオッズの的中を狙っているのです。

しかし、大穴は闇雲に狙っても簡単に当たるものではなく、しっかりと考察した結果で狙うことが求められています。

そこで、この記事では競馬で大穴を狙う醍醐味と狙い方についてご紹介していきたいと思います。予想の方法はそれぞれ異なるのでこれが正解とは言いませんが、大穴を狙う時には是非参考にしてみて下さいね。

大穴を狙う醍醐味とは?

競馬はオッズが1000倍を超える決着になることはそこまで珍しいことではありません。下位人気馬が1,2着に入るだけで簡単にオッズが跳ね上がる為、衝撃的な配当金になる可能性もあります。

また、収支を大幅にアップさせることも可能となり、マイナス収支になっている方も一気にプラス収支にすることが出来てしまいます。

まずは、過去にどれくらい高い配当が飛び出しているのか、高配当になりやすい三連単とWIN5の最高払い戻しランキングを紹介していきたいと思います。

三連単の過去の払い戻しランキング

WIN5が登場するまでは、競馬の中で最も高配当を狙える馬券だったのが三連単です。今でも、100円が100万円以上になる可能性もあり、人気が高い馬券の一つとなっています。

以下では、過去に記録された三連単の払い戻しランキングTOP5をご紹介します。

  1. 29,832,950円:2012年8月4日、新潟5R、新馬戦
  2. 27,929,360:2015年9月21日、中山5R、2歳未勝利戦
  3. 22,946,150:2017年12月3日、中京7R、三歳以上500万下
  4. 21,802,320:2017年12月9日、中山7R、三歳以上500万下
  5. 20,705,810:2015年5月17日、東京11R、ヴィクトリアマイル

過去の最高払戻金は約3000万円となっており、三連複でも100万円近い金額を記録しました。14番人気、12番人気、10番人気で決着しているので、この配当にも納得ですね。しかし、この馬券を買えるかと言われると簡単ではないと思います。今後も、さらなる高配当の誕生に期待したいですね。

WIN5の過去の払い戻しランキング

2011年の4月からインターネットでの購入のみに対応したWIN5が誕生しました。JRAが特定した5つのレースの1着を当てるというもので、三連単を遥かに超える的中率の低さとなっていますが、その分高配当に期待出来る馬券となっており、人気度は日々増しています。

以下では、過去に記録されたWIN5の払い戻しランキングTOP5をご紹介します。

  1. 471,809,030:2019年2月24日、的中票数1票
  2. 433,907,040:2020年2月2日、的中票数1票
  3. 420,127,890:2016年8月21日、的中票数1票
  4. 395,663,730:2015年9月13日、的中票数1票
  5. 394,365,860:2020年1月13日、的中票数1票

最高金額は約4億7000万円というとんでもない金額になっています。どれもが的中者は一人だけで、まさにロマンの塊ですよね。荒れそうなレースが指定されている時には、積極的に穴を狙ってみても良いかもしれませんね。

大穴の狙い方を紹介

ここからは、大穴馬券を狙う時の方法やポイントについてご紹介していきたいと思います。WIN5は少し現実的ではないので、ここでは三連単で高配当を狙う時の方法を解説していきます。

荒れそうなレースを見つけよう

高配当を狙う時にまずチェックすることは、荒れそうなレースを見つけることです。どれだけ高いオッズの馬券を購入したとしても、結果的に固い決着になってしまっては意味がありません。

荒れるレースの傾向としては、飛び抜けた能力を持った競走馬が出走していないこと、天候が非常に悪く馬場状態が良くないことなどがあります。

特に1番人気にも関わらずオッズが5倍台になっているような時には、どの競走馬が勝利してもおかしくないくらい能力が拮抗している可能性があり、荒れる結果になることが多くあります。

また、上記のランキングでも分かるように新馬戦や未勝利戦、1勝クラスのレースなど、平場のレースの方が高配当になる傾向にあります。

重賞レースしか賭けないという人も多いですが、メインレースは有力馬が出走することが多いので、荒れにくい可能性があります。しかし、ダントツの人気馬が飛ぶだけでも一気に配当が跳ね上がるので、不安要素を発見した時には注目するべきですね。

好走しそうな穴馬を探そう

次に注目すべきは好走しそうな穴馬を探すことです。荒れそうなレースを見つけただけではまだ的中には程遠いので、しっかりと下位人気馬の中でも上位に食い込みそうな馬を予想する必要があります。

穴馬を探す時のポイントは多く存在しており、以下のようになっています。

  • 1頭だけ逃げ馬の時
  • 休み明け
  • 調教が良い
  • パドックでの動きが抜群
  • 斤量が軽い

他にもまだまだありますが、主にこのようなポイントが挙げられます。

まず、1頭だけ逃げ馬だった場合です。レースの展開次第では、逃げた競走馬がそのままゴールするということは珍しいことではなく、他に前に行く馬が不在だった場合は、自分のペースで気持ちよく走れる為、下位人気馬でも好走するパターンが多くあります。

また、休み明けの競走馬も軽視は禁物です。昔では、休み明けは走らないと言われていましたが、近代競馬では間隔を空けてレースに挑む傾向にあり、特に外厩に行っていた競走馬は好走することが多くあります。外厩は厩舎と牧場の間くらいの環境にあり、ストレスを感じずに調教に打ち込めるので、万全の状態になっている可能性が高くなっています。

さらに、パドックを見ることも重要です。どれだけ能力が高い競走馬でも調子が悪ければ凡走することが多く、逆に下位人気馬でも調子が良ければ馬本来の実力を発揮することが出来るので、しっかりと見極めていきたいポイントでもあります。

軸2頭マルチで馬券を買おう

三連単の中でも色々な買い方がありますが、大穴を狙うのであれば軸2頭マルチをおすすめしています。軸2頭マルチとは、軸になる2頭を選び全ての組み合わせの三連単を買うという方法です。

例えば、1-2-3.4.5の場合1と2が軸の2頭になり、3.4.5がヒモになりますよね。これを軸2頭マルチで購入すると、以下のようなパターンになります。

  • 1-2-3.4.5
  • 2-1-3.4.5
  • 1-3.4.5-2
  • 3.4.5-1-2
  • 3.4.5-2-1
  • 2-3.4.5-1

この買い方だと点数は増えやすいですが、穴馬が上位に食い込んできた時にも対応出来る方法でもあります。上記だと全部で18点になるので、そこまで多くはないですが、ヒモの数を増やすと一気に点数が増えてしまうので、競走馬をしっかりと厳選する必要はあります。

しかし、ヒモに入れている下位人気馬が1着になった時にはオッズが跳ね上がる可能性が高く、三連複で購入するよりも高配当に期待出来るようになるのです。

まとめ

今回の記事では、競馬で大穴を狙う醍醐味や狙い方についてご紹介させていただきました。

上記のランキングでも分かるように、三連単でも数千万円の配当金が記録されており、一攫千金の夢があるのが競馬です。

しかし、予想すれば分かると思いますが、そのような馬券を当てることは非常に難しく、結果を見て「これは流石に買えないわ」と思うこともあると思います。

また、競馬には何度考えてもどうしてこの馬が上位に入ったのかさっぱり分からないということもあり、見抜くことは簡単ではないのです。

それでも。この記事で紹介したような狙い方でやれば、高配当を手にすることが出来るかもしれないので、是非参考にしてみて下さいね。